門前仲町と酒と芸者
うん。なかなか粋なタイトルになったではないか。
ハイ。みなさんご存じ「酒と泪と男と女」のノリでタイトルをつけました。
今回の近隣駅探訪は演歌の似合う街、門前仲町(通称モンナカ)です。
お教室のある越中島からぶらりと歩くこと約11分。
江戸時代には伊能忠敬も住んでいたという街に到着です。
写真左、駅前に公衆電話BOXも健在です。
門前仲町(以下モンナカ)と言えば歴史のある深川不動尊や富岡八幡宮が有名で、いつも商店街は賑わっています。
が、そこはスルーして、まっすぐ駅前の辰巳新道へ向かいましょう。
辰巳新道(たつみしんどう)とは、戦後すぐに建てられた一階が飲み屋で二階が住宅という昭和レトロファン垂涎の飲み屋横丁。今なお、32軒が軒を連ねています。
昼間の写真が、こちら。
それが夜になると・・・
なんと!令和の時代に、この明かり!
のれんの隙間から、そっと中を覗くと、みなさん楽しそうにカウンターの中にいる70代?!とおぼしきママさんと談笑したり、カラオケしたりしていました。
私は若輩者ゆえ、のれんの隙間から中を覗き見るのが精いっぱい。
各のれんをひやかしたあと、「もつ焼きセンター」へ向かいます。
モンナカに住んでいてここを知らない人間はいない!安い!大きい!旨い!と、不動産屋のオニイチャンが言っていたのですが
本当でした。やはり百聞は一見(一食)にしかず。
魚が食べたい時は「〇魚(まるっと)」がお勧めです。人気店なので予約して行くのがベター。
新鮮で厚切りなお魚がリーズナブルに食べられます。
日本酒も魚に合うものが置かれています。
昼呑みしたいなら「木村屋本店」がオススメ。
本店と書いてあるので、えっ!モンナカが本店なの?!と驚いて公式HPを見たら、「木村屋」の本店という意味ではなく「木村屋本店」という店名なだけでした。
そのため、銀座・新橋・田町・品川・新宿・代々木・三軒茶屋….と、合計25店舗も「本店」が存在するという凄まじい状況。
凄まじいのはそれだけじゃありません。メニューはもつ鍋(一応これが看板メニュー)、しゃぶしゃぶ、ジンギスカン、刺身、レバカツ、トンペイ焼き、馬刺し、牛ステーキ、ポークステーキ…と、もはや何でもアリです!
そして店は昼間から酔客で大盛況。オッチャンたち、家族連れ、熟年夫婦に、若いカップル。メニューだけじゃなく、客層も何でもアリ!
さすがモンナカ。面白い街です。
さて、次回の近隣駅探訪は、雰囲気をガラリと変えて豊洲です!
★「猫のいる 猫の絵教室 ATELIER cats」公式HP