猫伝染性腹膜炎(FIP)を知っていますか?
お母さんと娘さんで体験レッスンに来られたWさん。
保護猫さんを生後6ヶ月で引き取り、すずちゃんという名前をつけました。
その7ヶ月後
一緒に暮らしているすずちゃんに異変が…
食欲の低下、発熱、体重減少といった症状が見られ、日に日にやせ細っていったそうです。
近くの動物病院に連れて行ったところ余命宣告をされてしまいます。
病院で薬を処方してもらい48日間飲めば完治するものの、FIPの治療費はとても高額。そして診られるお医者さんも少ない。
「そんなに大金払ってまで助ける?」などと心無い言葉を獣医師に言われたこともあったそうです😢
それでも最後まであきらめなかったWさん。
最終的にはFacebookのコミュニティでFIPの治療を引き受けてくれる病院を見つけ、そこへ行くことにしました。
48日間同じ時間に薬を飲ませる必要があるため、お母さんがすずちゃんをタオルでくるんで抱っこし、娘さんが投薬。吐かないでくれ…と毎回願っていたそうです。
それも、そのはず。1回の薬価が約5千円!😱
すずちゃんは無事に完治し、いまはとても元気に走り回っています。
しかし検索したところFIPはいまだ不治の病というイメージが強く、新薬を積極的に導入している病院も全国にわずか。情報量も少なく、獣医師によって見解もバラバラでした。
これでは何を信じていいのか、わかりません。
真偽不明の情報がネット上にあふれる中で冷静に、賢明に対処できたWさんの凄さを調べれば調べるほど実感しました。
柚子さんを譲渡してくださった猫さんの保護活動を数十年やっている方が「結局は飼い主さん次第なんですよね…猫さんは誰のお家に行くか選ぶことができませんから…」とつぶやいていたのが思い出されます。
こちらが幸運なすずちゃん✨
お母さんがこちらの写真をケント紙にふんわり❣️
娘さんがこちらの写真をMDFボードにくっきりと描くことにしました🌟
おふたりとも下絵はトレースで作ることに✍️
途中、お母さんのカバンにスリスリするルナさん😆❗
お母さん、トレース完成@ケント紙
娘さんトレース完成@MDFボード
地色を入れ、植毛作業をサクサクと進めるお母さん
背景まで入れて見事完成😘
慎重派の娘さんも、ここまで頑張りました❣️
すずちゃんの絵を描く体験、いかがだったでしょうか。
またいつでもお待ちしています!(*^^*)🎵
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